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日本において広く知られているED治療薬のバイアグラ。ここではバイアグラの費用相場、特徴、効果、副作用について解説しています。それに合わせて、バイアグラが効かない原因、服用者の口コミ評判、購入時のリスクなどもまとめましたので、バイアグラに関心がある方はぜひチェックしてください。
まずは、日本におけるバイアグラの費用相場を紹介します。他のED治療薬に比べてメジャーなこともあり、価格は多少リーズナブルです。ジェネリックもあるので、お財布に優しいED治療薬と言えるでしょう。
バイアグラの費用相場
バイアグラジェネリックの費用相場
「バイアグラ」はアメリカのファイザー社によって開発、1998年に発売され世界で広く認知されているED治療薬です。現在、世界中の多くの国で承認されており、その処方実績は2000万人を超えると言われています。日本でも1999年に厚生省(現厚生労働省)より承認され、今なお高い人気を誇っているED治療薬です。
また、バイアグラは2014年に成分特許が切れたため、より低価格なジェネリック医薬品も承認されています。低価格と言っても成分や効果は同じなので、ED治療薬としてのクオリティには問題ありません。
バイアグラには「シルデナフィル」という有効成分が含まれています。この成分が勃起抑制酵素PDE-5の働きを阻害。ペニスに十分な血液が流れるようになり、結果的に勃起を促進できるのです。
バイアグラを服用すると、だいたい30分~1時間で効果が出てきて、3~4時間ほど持続します。多少の個人差が出る可能性もありますが、持続時間はそれほど長くないので、服用タイミングが大切です。
また、バイアグラはあくまで「ペニスに血液を集めて勃起を促進する薬」であり、勃起するためには性的刺激が欠かせません。性的な興奮を引き起こしたり、精液を増加させたりする効果もないので、服用する目的を間違えないようにしましょう。
バイアグラを服用後、勃起促進効果に合わせて副作用が起こる可能性もあります。バイアグラ承認時の国内臨床試験データ(157例)によると、65例(41.40%)に副作用や異常が認められました。
主な症状としては、ほてりや潮紅といった血管拡張が17例(10.83%)、頭痛が17例(10.83%)、筋肉に障害があると増加する酵素「CK」の増加が9例(5.73%)が報告されています。
他には目の充血や鼻づまり、消化不良などが発生したというケースもありますが、ほとんどは軽度な症状です。副作用はバイアグラの作用に伴う症状なので、服用から3時間半も経てば自然に治まるでしょう。
【PDF】参照元:Amazon Web Services/ファイザー株式会社:【2017年6月改訂(第20版)】バイアグラ錠25mg・錠50mg・ODフィルム25mg・ODフィルム50mg(https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/medley-medicine/prescriptionpdf/671450_259000AF1024_2_13.pdf)
バイアグラが効かない時、考えられる原因として多いのは「服用タイミングを間違えているパターン」です。
バイアグラは食事や飲酒の影響を受けやすいため、空腹時に服用することが基本。食後に服用しても、思うような効果を得られないことがほとんどです。
また、お酒で気分が盛り上がってから性行為に及ぶ方もいますが、アルコールの摂取量が多すぎると、バイアグラの効果が発揮されないケースがあります。バイアグラの血管拡張効果により、アルコールが回りすぎてしまう恐れもあるため、お酒の飲みすぎには十分注意しましょう。
バイアグラは医師の診断に基づいて処方される「処方箋薬」です。既往症や普段の服用薬によっては、重大な副作用につながる禁忌の組み合わせもあるため、医師から診断を受けた上で、適切に処方してもらうことをオススメします。
バイアグラは「処方箋薬」ですが、ジェネリックを含めて通販・個人輸入でも購入可能です。誰にも知られず購入できるので便利ですが、中には偽物や粗悪品を売りつけている悪徳業者も存在します。偽物や粗悪品を服用すると、健康被害が発生する恐れがあり、しかも100%自己責任となりかねないので、そのリスクも踏まえて業者を見極めることが大切です。
バイアグラは勃起不全を引き起こす酵素を抑える薬であり、根本の悩みから解消されるわけではなく、顔のほてりや頭痛といった副作用が起きる懸念もあります。また、狭心症・不整脈などの疾患のある方は、服用できません。性行為の前に薬を毎回飲むということに、煩わしさを感じることもあるでしょう。
ED治療薬に代わる新しい治療法としていま注目を集めているのが、幹細胞注射です。幹細胞注射とは、身体に良い成長因子を局部に直接注射するというもの。勃起不全解消をサポートしてくれます。注射と聞くとこわい・痛いといった印象もあるかもしれませんが、針は極細で、痛みはほぼ感じないそうです。
東京で幹細胞注射を行なっているクリニックを調査しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ED治療をするなら、予約制で治療中の人とバッタリ会わないようにしたいし、クリニックに通っていることを人に見られないように駅からすぐにアクセスできるところがいい。それに自分の状態にあった治療法を提案してもらいたい。そこでこのサイトに掲載するクリニックのなかから、予約制で最寄り駅から徒歩1分以内にアクセスできるところを治療方法の種類の多い順(同率の場合は50音順)に4院紹介します。(2019年6月時点の調査)
【衝撃波治療】
施術時間は20分程度。施術中は軽い衝撃を感じるだけで、痛みは特になく、施術中および術後にも痛みや腫れはありません。費用は1回110,000円ほど。また治療中及び治療後に報告された重篤な副作用はありませんが、次のような軽度の副作用があります。①抗凝固剤を服用していて出血傾向がある場合などで、まれに皮下出血などを引き起こす可能性があります。②衝撃波が骨に当たることで痛みを感じる可能性や、施術中・施術後、照射部に一時的な軽い痛みを感じる可能性があります。
【SCMs(幹細胞)パワー注射】
臍帯間葉系幹細胞サイトカイン注入のための注射。1回~数回。非常に細い針を使用するため、痛みはほぼ感じません。費用は1回110,000円。リスクとして、注射の穿刺時の痛みや内出血を引き起こす可能性があります。
【SCMs 点滴】
臍帯間葉系幹細胞サイトカイン注入のための点滴。費用は1回66,000円。比較的起こりやすい副作用として、点滴刺入部に局所的な痛みを感じる可能性があります。
【歯髄幹細胞培養上清液(SGF)ED治療】
陰茎海綿体の内皮細胞の再生を促す治療で、ペニスの根元に小さなヘアバンドをはめて、陰茎海綿体の左右に1回ずつ、計2ccの上清液を注射します。平均治療期間は週1回×4週間の計4回。超微細の針で打つので、通常の注射のような痛みはほとんどありません。費用は不明です。稀に、注射による穿刺部の痛み・内出血・神経障害などの副作用が起こる可能性があります。