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ED治療薬を服用しているものの、思ったような効果が出ないと嘆いている方も多いようです。その理由についてまとめています。
ED治療薬は飲み方にも「ルール」があります。効果を得たい何分前に飲むのがベストなのか。一度の服用で効果がどれだけ持続するのか。これらのルールを守らなければ、いくら「薬」であっても効果は薄まってしまいます。
バイアグラ、レビトラ、シアリスともに性行為の1時間前で、空腹時の服用が推奨されています。
ED治療薬も「薬」の一種です。風邪薬・頭痛薬・鎮痛剤等、どの薬も「効果には個人差がある」と明記されているように、効果を感じる人もいれば、そこまで効果を感じなかった人もいることでしょう。
ED治療薬も同様で、EDを改善する方法は理論的に正しいとしても、体質の問題等で効果が出にくい人がいるのも事実です。
クリニックではなく、個人輸入でED治療薬を購入している場合、偽物の可能性があります。ED治療薬の偽物の問題は国際的にも大きな問題となっています。
本物だと思って購入したら実は偽物だったという話もあるほどで、偽物であれば効果は出ません。
EDは「血行不良」の一種です。そこで、男性器周辺をマッサージしたり、ライフスタイルを改めるなど「自然の力」にてED治療を目指します。
ED治療薬を処方しているクリニックでも、禁煙を勧めたり睡眠時間をしっかり取るようになど、ライフスタイル面でのアドバイスも行います。ただし、この方法は時間がかかりますので、すぐにでもEDを改善したいという場合には向いていません。
幹細胞注射とは、男性器に直接治療剤を注射投与する治療法。EDの理由は多々ありますが、原因の多くが血管障害とされています。幹細胞注射は、血管修復や血管新生を促す方法です。
ED治療薬の場合、メカニズムとしては間違っていないものの、個人差もあれば、あくまでも血管拡張による血流改善が主な役割です。ピンポイントで男性器の血流だけを改善するのは簡単ではありませんが、幹細胞注射であればまさに「ピンポイント」で男性器の血流改善を見込めます。
ただし、ED治療薬と比べて高額になりますので、ED治療薬のようなお手軽感はありませんが、結果を求めて幹細胞注射をと考えている患者もいるのも事実。とくにED治療薬ではあまり効果を感じられなかった患者にとって、「ED治療薬以外の積極的治療の選択肢」となり得ます。
ED治療をするなら、予約制で治療中の人とバッタリ会わないようにしたいし、クリニックに通っていることを人に見られないように駅からすぐにアクセスできるところがいい。それに自分の状態にあった治療法を提案してもらいたい。そこでこのサイトに掲載するクリニックのなかから、予約制で最寄り駅から徒歩1分以内にアクセスできるところを治療方法の種類の多い順(同率の場合は50音順)に4院紹介します。(2019年6月時点の調査)
【衝撃波治療】
施術時間は20分程度。施術中は軽い衝撃を感じるだけで、痛みは特になく、施術中および術後にも痛みや腫れはありません。費用は1回110,000円ほど。また治療中及び治療後に報告された重篤な副作用はありませんが、次のような軽度の副作用があります。①抗凝固剤を服用していて出血傾向がある場合などで、まれに皮下出血などを引き起こす可能性があります。②衝撃波が骨に当たることで痛みを感じる可能性や、施術中・施術後、照射部に一時的な軽い痛みを感じる可能性があります。
【SCMs(幹細胞)パワー注射】
臍帯間葉系幹細胞サイトカイン注入のための注射。1回~数回。非常に細い針を使用するため、痛みはほぼ感じません。費用は1回110,000円。リスクとして、注射の穿刺時の痛みや内出血を引き起こす可能性があります。
【SCMs 点滴】
臍帯間葉系幹細胞サイトカイン注入のための点滴。費用は1回66,000円。比較的起こりやすい副作用として、点滴刺入部に局所的な痛みを感じる可能性があります。
【歯髄幹細胞培養上清液(SGF)ED治療】
陰茎海綿体の内皮細胞の再生を促す治療で、ペニスの根元に小さなヘアバンドをはめて、陰茎海綿体の左右に1回ずつ、計2ccの上清液を注射します。平均治療期間は週1回×4週間の計4回。超微細の針で打つので、通常の注射のような痛みはほとんどありません。費用は不明です。稀に、注射による穿刺部の痛み・内出血・神経障害などの副作用が起こる可能性があります。