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40代のEDの原因と治療法についてまとめました。
40代に多いEDの原因には、心因性、器質性、心因性と器質性の混在などが考えられます。さまざまな原因が絡み合って生じる場合も多いため専門的な治療を受けることが一番です。
1998年に日本人を対象として実施された疫学調査によると、40代の中等度ED及び完全EDの罹患率は、40代男性全体の15%を占めています。
参照元:薬の通販オンライン「勃起不全の症状は年齢を問わず何歳からでもあらわれる」https://www.asianewsnet.net/disease/1/1
器質的には勃起機能が継続されているものの、加齢とともに体力の衰えや生活習慣病の発症リスクが高まることも大きな原因といえるでしょう。
高血圧や糖尿病もEDの原因となるため、メタボ検診の対象年齢となる40代は、EDの発症リスクが高まるイエローゾーンでもあります。また、重要な業務を任される働き盛りの世代となることから、ストレスや緊張などの心理的作用がEDの原因となる場合も考えられるでしょう。
40代のEDは自力で治すことができるのでしょうか。40代に多いEDの原因の1つには、心因性のものが考えられます。中間管理職に該当する年代にあり、仕事上の責任やストレス、プレッシャーなどで男性機能の不調を引き起こしやすいのでしょう。
自ら趣味などで上手にストレス解消ができれば、EDの症状が軽減されることもあるでしょう。しかし、心因性にペニスそのものの機能低下やホルモン環境の変化などが重なれば、自力でなんとかすることは難しいと考えられます。勃起力の低下は男性としての自信喪失にもつながるため、仕事への意欲低下などにもつながります。
自力で努力しても改善の兆候がみられない場合は、早い段階で専門的な治療を受診することをおすすめします。最近では20代からの相談や受診も増加しているため、40代での受診をためらう必要は全くありません。
40代のEDにはさまざまな原因が考えられるため、有効な治療法を見出すためには専門病院を受診しカウンセリングや検査を受ける必要があります。ED治療というと、バイアグラなどのED治療内服薬をイメージする人もいるでしょう。
しかし、薬は継続的な服用が求められ、副作用も心配されます。持病がある場合には服用することすらできない場合もあることも覚えておく必要があります。
薬以外では、衝撃波治療や幹細胞を活用した注射の治療を行なっている病院もあります。それなりに費用は高くなりますが、副作用が不安な薬に頼らず、EDの改善が目指せると言われています。
ED治療をするなら、予約制で治療中の人とバッタリ会わないようにしたいし、クリニックに通っていることを人に見られないように駅からすぐにアクセスできるところがいい。それに自分の状態にあった治療法を提案してもらいたい。そこでこのサイトに掲載するクリニックのなかから、予約制で最寄り駅から徒歩1分以内にアクセスできるところを治療方法の種類の多い順(同率の場合は50音順)に4院紹介します。(2019年6月時点の調査)
【衝撃波治療】
施術時間は20分程度。施術中は軽い衝撃を感じるだけで、痛みは特になく、施術中および術後にも痛みや腫れはありません。費用は1回110,000円ほど。また治療中及び治療後に報告された重篤な副作用はありませんが、次のような軽度の副作用があります。①抗凝固剤を服用していて出血傾向がある場合などで、まれに皮下出血などを引き起こす可能性があります。②衝撃波が骨に当たることで痛みを感じる可能性や、施術中・施術後、照射部に一時的な軽い痛みを感じる可能性があります。
【SCMs(幹細胞)パワー注射】
臍帯間葉系幹細胞サイトカイン注入のための注射。1回~数回。非常に細い針を使用するため、痛みはほぼ感じません。費用は1回110,000円。リスクとして、注射の穿刺時の痛みや内出血を引き起こす可能性があります。
【SCMs 点滴】
臍帯間葉系幹細胞サイトカイン注入のための点滴。費用は1回66,000円。比較的起こりやすい副作用として、点滴刺入部に局所的な痛みを感じる可能性があります。
【歯髄幹細胞培養上清液(SGF)ED治療】
陰茎海綿体の内皮細胞の再生を促す治療で、ペニスの根元に小さなヘアバンドをはめて、陰茎海綿体の左右に1回ずつ、計2ccの上清液を注射します。平均治療期間は週1回×4週間の計4回。超微細の針で打つので、通常の注射のような痛みはほとんどありません。費用は不明です。稀に、注射による穿刺部の痛み・内出血・神経障害などの副作用が起こる可能性があります。